5.高齢者向けのポイントメイク2

高齢者にベースメイクを行なう場合には、高齢者の顔、身体の特徴、及び心の特徴に配慮しなければなりません。高齢者は若い人とは違います。肌も弾力や瑞々しさを失い、一方でよりデリケートになっています。この辺の特色を抑えておく必要があります。
高齢者向けのメイクの具体的なコツとしてはいろいろとあります。その中の一つが、高齢者の垂れたまぶたにアイシャドウやアイライナー等の目元のメイクを行なうときの方法です。ここに一つ好い方法が有ります。その際には眉尻に指を当て、そしてまぶたを引き上げるようにしてやります。するときれいに描くことができます。他にも高齢者にベースメイクを行なう場合にはいろいろ留意しておくとよいポイントが有ります。以下高齢者向けのポイントメイク、目元のメイクに関するそれぞれの要点をまとめています。
①アイシャドウ
高齢者向けのメイクの場合、アイシャドウも欠かせません。ですが高齢者向けのメイクでしたら、アイシャドウの色にも注意が必要です。高齢者向けのメイクの場合、例えばパールの多いものや白っぽいものは避けるようにしましょう。それらに代わって、例えば年齢を重ねた肌に馴染みやすいマット系のもの、或いは暖かく深みのある色のアイシャドウを選びましょう。
アイシャドウの形状で言えば、高齢者向けのメイクの場合、クリーム状のアイシャドウでしたら皺にたまりやすくなってしまうため、綺麗なグラデーションが作りやすいパウダー状のアイシャドウが適しています。何度も書いていますが、高齢者向けのメイクの場合、高齢者の肌の特質に適した化粧品を選ぶことが大切です。
②アイライナー
高齢者向けのメイクの場合、くぼみが出てくる高齢者の目にポイントメイクを施すことになります。従ってこの場合アイライナーを使うことが有効です。
リキッドタイプのアイライナーですと、高齢者のたるんだ皮膚の上では線が歪みやすく、失敗したときの修正が難しくなってしまいます。そのため、ペンシルライナーの使用をお勧めします。
アイライナーの芯は柔らかいものを選びましょう。そして手に力を入れないで、まつ毛の生え際を埋めるように描きましょう。
またペンシルのアイライナー以外にも、チップにパウダーを取って使用しても、皺に左右されずに仕上げることができます。これらの道具、及び方法は高齢者向けのメイクでは非常に有効ですので、皆さんも実際に機会があったらお試しになっては如何でしょうか。

先にも書いたように、美しさを求める気持ちに定年は有りません。何歳になっても美しさを追求できるのです。若い人には若い人の、そして高齢者には高齢者の美しさが有るのです。皆さんも早速そんな高齢者向けのメイクにチャレンジしてみませんか。

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2017/3/3 更新

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